82円切手の買取価格の相場とは？
「82円切手」は、郵便で封書を送るときなどに使われている現行の切手で、2014年の郵便料金改定によって流通が始まったものです。言ってみれば、流通量の多い一番ありふれた切手であり、切手コレクターが集めているような希少価値のあるものではありません。
そのため、基本的に額面以上の価格で売れることはなく、実際の買取価格は額面の70％～90％程度になる（10％～30％程度安くなる）のが一般的です。このレートを82円切手に置き換えると、1枚あたり57円～74円程度になると言えます。
こうした価格の差は、買取を依頼するお店の種類や、どんな状態で切手を持って行くかによって違いが出てきますが、工夫次第で高く売ることもできます。
82円切手をより高い価格で買取してくれるお店の種類とは？
82円切手の買取をしてくれるお店としては、切手買取専門店や金券ショップがありますが、より高く買取をしてくれるのは「金券ショップ」です。
切手を売りたいときは、切手買取専門店がいいのではと思いがちですが、こうしたお店で切手を購入するのは切手コレクターが多いため、希少価値のない（需要のない）82円切手は高額買取ができません。しかし金券ショップには、実用的な切手を買い求める人がいるので、比較的高い価格で買取をしてもらうことができるのです。
そのため、できるだけ高く売りたいなら金券ショップに持っていくとよいでしょう。また、こうしたお店では買取のレートを明示しているところが多いので、事前にそれを確認しておくとよいと言えます。
82円切手をできるだけ高い価格で買取してもらうための工夫とは？
82円切手の買取では、先ほど紹介したお店選びも重要ですが、それ以外にも高額買取をしてもらうための方法があります。それは、「バラの状態ではなく、シートの状態にして持って行く」ということです。
切手がバラバラの状態だと、査定をするのに手間がかかってしまうため買取価格が下がってしまう傾向があります。しかしシートの状態なら、査定の手間が少なくて済むので買取価格を高くしてもらえるというわけです。
そのため、切手がバラの状態になっている場合は、買取店の指示通りに切手の整理（仕分けして台紙に貼るなどの作業）をした上で持っていくとよいでしょう。特に枚数が多いと、全体の価格に大きな差が出てしまうことがあるので、手間をかける価値はあると言えます。
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